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昨日はなぜかなかなか寝付けず気づくと朝の６時、明日から会社だということを考えるとこのままがんばって寝ないで今晩早めに寝た方がいいだろうと思った瞬間に夢の中へ、起きるとすでに昼過ぎだった。カーテン開けてみるとなかなかいい日の光が入ってきた。窓を開けると快晴とは言えないがなかなかの秋晴れ、「おしっ」ということで早速布団を干し、シャワー浴びてから外出した。

今日は以前よりやってみようと思っていた浅草散策を敢行、ここ浅草に住んで今年で６年目に突入しているけどそういえば改まって散策ってしたことないなぁ。ここ浅草はみなさんもご存知東京の超代表的な観光地、年中日本各地、いや世界各地からかなりの観光者が訪れている。三社祭りや隅田川花火、サンバカーニバルなど行事も目白押しで大晦日なんかすげー混んで警察もかなり出動する。そんな場所に住んでいても改まって散策しないのは、やはりいつでも見れるしってことだと思う。そういえば以前金沢文庫に10年以上住んでたんだけど、一度も八景島シーパラダイス行かなかった。そんなもんかな。

そんな中、今日改めて散策を敢行しようと思ったのには理由がある。先日購入したNikon FM3Aに単焦点レンズ＋初のポジフィルムで兼新君撮影会、足利小旅行と挑戦してみたのだが、現像されてきたフィルムを見るとどうもうまく撮れてない。構図は相変わらず自分らしいと思うのだが、マニュアル機だけに露出を失敗しているケースが多い。（勉強のため絞り優先モードは使用していない）まあ、それは撮るときちょっと気をつければいいんだろうけど、もっとやばいのがブレが多いことと被写界深度を効果的に利用していないこと。単焦点レンズは明るいという利点をいかしてよく開放で撮ってみるのだが、それが必ずしもいいこととは限らないことを実感した。臨機応変に絞りを利用しないと自分が撮りたい写真が撮れない。ブレに関しては明らかに構え方とシャッターを押す力加減だろう。ここらへんに関してはとにかくカメラを持ち歩いて、さらに多くの写真を撮って慣れるしかない。んで、こんな近くにテーマになる場所があるんだからってことで敢行したのです。

まずは家を出て雷門付近経由で新仲見世通りへ。思ったよりシャッターを切るチャンスがある。マックで遅めの昼食を摂ってから、今度は仲見世通りを通って浅草寺へ。沈みかけた太陽が浅草寺の屋根を橙に染め、非常に美しい。周辺には年中祭り気分にさせる出店がいくつも出ている。これぞ浅草。そこから伝法院通りを通って韓国人系が多く居酒屋を出しているエリアへ。ここら辺はテーブルと椅子を外に出して外でご飲食、これがまたいい。まだ季節的にそれほど寒くなくていいねー。と、ここら辺まできたら段々日の光が落ちてきたので今日の撮影は終了。ちょうどそこにローヤル珈琲店というちょっと古ぼけた喫茶店を発見したのでここで休憩することに。表の黒板には「当店のホットサンド　どっちの料理ショーで見事勝利しました」と書いてある。これはホットサンドも食べてみようと思ったが、あいにくまだ腹は空いていないため断念、ロワイヤル珈琲500円を注文して休憩した。それから今週福岡出張があるため、浅草ROXの本屋で簡単に九州の勉強をして家に帰った。結局15:30頃家を出て、家に戻ったのが19:00。3時間半も歩き回ってたのね。

それにしても、浅草散策がこんなにマイペースで行けるとは思わなかった。もともと海外一人旅を結構やるオレは、日本じゃ絶対一人旅できないなーと思ってた。なんでかって言うと、やっぱりなんか気恥ずかしいから。海外だと思いっきり外国人になれるのでそれがない。でも今回浅草散策をしていて、まるで東南アジアで街スナップをしているような感覚に落ちる場面が何度かあった。これはいい。なんかまるで、自宅がゲストハウス「おれんち」でそこに長期滞在している旅行者のような気分になれた。他の場所もいろいろ散策してみよっ。