Sunrise Uluru2007年07月17日 07:00

Outbackの夜明けとUluru
砂漠の夜をナメていた。昨晩寝るときは結構いけるかもと思って油断していたが、砂漠の夜がもっとも厳しいのはMidnightではなくMorningだったのだ。まず朝の3:21に目が覚めた。腕に何かが乗ってきたからだ。さすがにCrocodileなんかはいないだろうが、ここらへんにはDingoが数多く生息していてたびたびCamp Siteにも入ってくるらしい。現に昨晩寝る前にDingoの遠吠えは聞いている。よって、はじめはそれがDingoだと思った。こういうときは死んだふりだということで息を潜めていたがその後音はしなくなった。朝に知ったのだが、どうやら隣に寝ていたJapaneseがPet Bottleを倒したようだった。そのときに外気の冷たさに気づいたもののなんとか目をつぶって寝た。次に起きたのは5:30、起床の時間だ。外はおそろしく寒い。おそらくほとんどのTouristは起きているのだが、誰かがCamp Fireを起こしてくれるのを待っているようだった。みんなあまりの寒さにSleeping Bagから出れないでいた。

ようやく誰か(おそらくTour Guide)がFireを起こし、まるでZombieのようにみんなが起きはじめた。Camp Fireでパンを焼き、Coffeeを飲んでBreakfastとした。予定通り6:30、Camp Siteを後にした。もちろん外はまだ薄暗い。目的地はSunriseの見れるPoint、今日のSunriseは7:30ということだった。丸々20分くらい走りPointに到着した。早速Tripodを設置し写真撮影の容易、まっすぐな水平線の一箇所だけが盛り上がっている。Uluruだ。そしてその水平線がオレンジ色にそして赤に染まりはじめる。Sunriseだ。しばらくすると強い光を放つ太陽が顔を出し始めた。初めて体験するOutbackのSunrise、昨日のSunset Uluruも感動したが、こちらも神々しいものだった。そして太陽が昇るにつれ次第に外気が温まり始める。太陽の暖かさというものを肌で感じることができた。

風の谷2007年07月17日 09:30

ナウシカいそう??
Sunrise Uluruを満喫した後に我々が向かったのはUluruからそれほど遠くないこちらは一枚岩ではなく巨大な岩が集まっている場所Kata Tjuta(The Olgas)だ。昨日Uluru登頂をしたときも、遠くにこのKata Tjutaを眺めることができた。そしてここにはPakistanのHunzaと並んで宮崎駿映画『風の谷のナウシカ』のモデルとなったと噂されているThe Valley Of The Windがある。本当にここがモデルになったかどうかは明かされていないが、確かにここにある巨大な岩は同映画に登場する人智を越えた亜神のごとき存在として描かれる王蟲(オーム)に見えてくる。

ここからは数時間かけてのTreckingだ。昨日の疲れも取れきれておらず、さらに昨日の急勾配なUluru登山でどうやら足を軽く捻挫したようだったので今回はできるだけ身軽にとTripodはBusの中に置いていくことにした。工程は集団の最後尾でBritishのStuartと一緒に歩くことにした。途中何度も写真を撮りながら、またところどころに咲く花を見ながら歩いたのだが、とにかく岩がでかすぎてWide-Angle Lensを使用してもまったくFrameに収まりきらない。もし本当にUluruやKata Tjutaを撮りたいのならTourではなくSelf Driveできて撮影ポイントを自分の足で見つけないといけないようだ。途中大きい二つの岩の隙間から向こうに広大に広がるOutbackといくつかの岩山が見える場所があり、その形がいかにも『風の谷』と呼ぶにふさわしく見えたので一枚写真を撮った。(正直、どこが風の谷なのかはよくわからなかった・・・)

これなんだろう?2007年07月17日 16:00

Kings Canyon・・・かなぁ?
昨日Uluruに向かう途中、はじめBus内のTouristのほとんどが「あれがUluru?」と勘違いのが写真の山。UluruにしてはGuidebook等で見る写真と違いすぎる。あれが明日行く予定のKings Canyonだろうか。一枚岩ではないが、そのスケールとあまりにFlatな頂上はある意味Uluruよりも珍しい。結局最後までこれがなんなのかわからなかった。この景色を撮れるポイントに来るまでにTroubleが発生、なんとBusのFront Tyreがパンクしたのだ。GuideとTouristの何人かでTyreを交換している間に、オレを含む他のTouristは今晩のCamp FireのためのBurnt Tree集めをした。そしてこのポイントに来たのだが、さらにもうひとつTroubleが発生。Busのdoorのすぐ近くの席に座っていたオレはすぐにBusを降りたのだが、その後でBusの中で消火器が暴発したらしい。オレのBackpackは真っ白になっていた。(後で知ったのだが、これは自然暴発ではなく同行したJapanese Touristの仕業らしい・・・)。よってTouristのほとんどはこの景色を見たり写真を撮ったりしている暇はなかったはずだ。オレは運良くカメラを持ち出していたので、カメラは守ることができたしこの写真も撮ることができた。

ここから今晩の寝床であるKings Canyon近くのCamp Siteへ。備え付けのHot ShowerもToiletも昨日のAyers Rock Resortより綺麗だった。ここでDinnerを食べて寝ることに。夜空の星は昨日よりすごい。外気は昨日同様それほど寒くなかったが今日は朝に備えて一枚多く着込んで、さらに顔面ガードまでして寝た。Dingoさん、どうか来ないでください。。。。